複雑な表情の台地構造
グランドキャニオンのコロラド川の支流に見られる奇怪な台地構造。川底からの高さはかなりある。一万メートルの高度から見ても如何に高いかがわかる。多分高度の落差は500メートル以上あるはずだ。写真下に台地が二段階三段階に崩落している痕跡が見られるが、崩落の分布は一様ではない。また削れて落ちた土砂が下流に堆積している様子も無いからかなり早いうちに下流に運び去られたのだろうと推測される。また写真上の方向に向かって流れている川の侵蝕の仕方は明らかに写真下方の侵蝕パターンとは異なっている。同じ年代にできた地層岩盤の広がる地域の中でどうしてこういう違いが起こるのかは経年変化だけの説明では難しい。そもそもどうしてこの台地だけがこの地域の真ん中で取り残されたのか不明である。