砂漠の不思議

南カリフォルニア、モハービ砂漠の高空からの写真。砂漠の間に所々岩山が顔を出している。侵蝕され削られた土砂がその間を埋めていて平らな砂漠の部分をつくっている。教科書では長い年月の間にこの岩山が削られて砂漠の砂になっていったと説明されるのであろうか。しかしながら、だとしたら、どうしてそこに見える岩山は大昔に氷河で削られたままのような形態に留まっているのか。太陽熱や砂による侵蝕が続いたのであるなら、もう少し丸くなって見えてもよいはずなのに、そうなっていない。さらに次の写真はもっと奇妙である。

写真の中央の砂漠の中の山脈の中に連続的な「氷河V字渓谷」のあとが見える。これを見るなら、もはや砂漠の中の岩山の侵食が砂と風と太陽熱だけだと主張する者はいなくなるだろう。このような砂漠の中で何億年もの経年変化を遂げているなかに鋭角的な氷河渓谷の跡がそのまま奇麗に保存されているというのは、少なくとも、これらの地形が出来上がったのは、モンタナやカナデイアン・ロッキー、アラスカの氷河山地と同時であった可能性を示唆する。


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