悠久たるミズーリ川の流れ

これはサウスダコタ上空で撮影したミズーリ川である。うねうねとした平行に重畳して続く高度の低い山脈(というか丘であるが)の間を巨大な川が流れている。このあたりの地層的年齢は非創造論者の説明によると3億年といわれているから、安定した地盤であるといえる。彼らはこの景色を浸蝕の結果鋭い地形が浸蝕されて、山は低くなり、緩やかになり、地形が「青年期」「壮年期」「老年期」「準平原」と進んでいくプロセスの後半期であると見ているらしい。グランドキャニオンが長い年月をかけて緩やかな土地が浸蝕されて出来た結果であると主張しているのとここで際立った自己矛盾を来すことに気がつかないのであろうか。時間の経過によって浸蝕が増すのであれば、ここはコロラド川流域で見られたような侵食活動の結果がもっと見られてもいいはずである。時間の経過によって険しい浸蝕地形が平らになるのであれば、グランドキャニオンやロッキー山脈の中の緩やかな地形が削り取られているようなパターンはどう説明するのか。答えは簡単だ。緩やかな地形が激しい地殻変動で一瞬にして変貌したのである。このダコタの平行に果てしなくつながる低標高の山脈も緩やかだった岩盤が東西方向に急速に移動して生じた衝撃波を表わしているのではないか。だからこれはこんな離れている所にあるのにロッキー山脈の走行方向に概して平行に一致しているのである。これはロッキー山脈もダコタの地形も過去において同時に作られたということを示唆している。

これらの一連の写真の観察により、コロラド川、ロッキーの侵食活動は河川や水の流れだけによるのではなく、我々のまだ確認していない過去の大規模な地殻の激変によるものであると結論していいだろう。


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